筋膜リリース 隠岐島前病院 白石吉彦先生 NHK ドクターG 総合診療医
筋膜リリースに対する注射治療が「総合診療医 ドクターG」で1月21日に紹介され、隠岐島前病院 白石吉先生がコメントされていました。
昨年(2015年)の夏ごろにNHK「ためしてガッテン」でも筋膜が「肩こりの真犯人!」というタイトルで紹介され、エーライフ神谷町にも筋膜治療を求めて患者さんがたくさん来られました。
筋膜の問題が腰痛や肩こりの原因になるということは、トリガーポイント(前回のブログにリンク)が筋筋膜疼痛症候群といわれるように、筋膜のコリが原因という点では新しい考えではありません。
ただトリガーポイント治療と筋膜リリース法は、筋膜に対して治療するという点は同じですが、やり方が全く違い、筋膜リリースをおこなうには筋膜の全身へのつながりや作用を理解しておこなわないとなりません。
番組で紹介されたストレッチ法は素晴らしくぜひみなさんにやって欲しいのですが、慢性化した筋膜の問題は、筋膜のことをちゃんと理解している治療家に相談することをお勧めします。
筋膜の緊張をイメージするのに簡単なのは、窮屈で伸縮性のない服を着ていると想像してみてください。どうでしょう?それだけで肩が凝りませんか。歩きにくくて腰が疲れ重だるくなりそうでしょう。
革パンや革ジャンを着たことのある人ならわかるはずです。私も30代に着ていた革パンと革ジャンを40歳になって着たら、ピチピチ過ぎて30分で肩こりと頭痛になり、腰と足がパンパンにはりました。
筋膜は全身を覆ったナチュラルボディースーツで、ゆったりしつつも適度に張りがあることが理想なのですが、悪い姿勢や1日中PCに向かって座って作業したり、辛い腰痛や肩こりに耐えていると、筋肉だけでは頑張り切れなくなり、筋膜まで緊張して窮屈になり、慢性的な肩こりや頭痛、肩甲骨のコリや腰痛の原因になります。
筋膜はエラスチンとコラーゲンで構成されているのですが、その素晴らしい伸縮自在の特性も、上記のような悪い姿勢や癖で、エラスチンとコラーゲンがねじれたりたわんだりしてゴチャゴチャに絡まって固まってしまうのです。
こうなるとストレッチを自分でしてもなかなか改善するのが難しくなるので、私たちのような筋膜治療を得意とする治療家の出番になります。
もし、なかなか改善しない肩こりや腰痛にお困りで、筋膜リリース治療法に興味があるなら、
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